2011年09月24日

井笠鉄道100周年ありがとう!フェスティバル

 本日、井笠鉄道創立100周年を記念して行われた標記イベントに出かけてきました。

シャトルバス

 笠岡駅から無料のシャトルバスが運行されており、駅からは9:30〜12:00に30分間隔で6便、会場からは13:30〜16:00に同じく30分間隔で6便という内容でした。
 折角なので福山から井笠バスで笠岡入りした関係で、少し遅く10:30発の便に乗ったところ、乗客は10名にも満たず。ダイヤを見て「随時」と書いてあった割には……と思っていましたが、客数的にはそれなりの設定だった様子。しかもその後の便では乗客がなく、そのまま笠岡駅に留め置かれる姿も……。
 一方イベントの方は賑わっているとの情報があり、駐車場は満車だという情報があり……こういう時くらいは公共交通で行かないのか、なあ……。

 そのシャトルバスに10分ばかり揺られて会場へ。

会場前

 バスの着いた正面にテントがあり、そこで100周年の記念乗車券やグッズ、幾ばくかの物品の販売が行われていました。その左右にはバスの展示がされており、向かって左側にはローザが鎮座していましたが、一般路線バスはこれが唯一。写っていませんが右手には井笠鉄道の観光車が1台と、サンプルカーのセレガハイブリッド、ポンチョロングが置かれていました。

ローザ車内

 ローザの車内。この車の仕様として特徴的なのは、ワンマン機器の配置のために運転席後ろを一列潰している点。このことで運賃箱を整理券発行機等と並べてかつ横置きすることを可能としています。

 マニア的には以上! な感じでした(苦笑)

 で、2番目の写真のテントを右に回り込むと「受付」があります。そこで抽選会の(抽選券を兼ねた)団扇や食券を買って、奥のステージや屋台で楽しむ、という構成になっております。つまり、バスは「外」……。
 確かに、これは公共交通のイベントではないんです。100周年、感謝の気持ちを込めてお客様に楽しんでいただけたらそれでいい性質のものです。しかしながら、事業の核にはバスもあるはずなんです。最初に触れたような公共交通斜陽の中、少しでもバスというものに触れて、親しんでもらえる工夫があっても良かったのではないでしょうか。

 そんな疑問を感じながら早々に会場を後にして、また別の路線に乗りに行きました。やはり私には乗っている方が合っているようです。

 末筆になりましたが100周年おめでとうございます。今後も微力ながら乗って伝えて貢献していきたいと思っております。
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2011年05月23日

吉備線の現状へのいらだち

 2003年2月にJR西日本が吉備線と富山港線について、経営を切り離したLRT化の構想を示してから8年以上が経つ。その間、富山港線については一挙に議論が進められて既に富山ライトレールとして発足しているが、吉備線についてはようやくRACDAの構想が議論の土台になり出したという段階にあり、将来の方向性を未だに決めることができないまま今に至っている。
 今回、「鉄道ジャーナル」誌で現状について取り上げられた(*)ので、それを機に私見を整理してみたい。

 吉備線の運行体制は記載されている通りで、キハ40系で朝夕は全線をおおよそ30分に1本の運行、昼間帯は全線通しは約70分に1本でその間に岡山〜備中高松折り返しが入るもの。「ラウンドダイヤに近い」と書かれているが、その通り間隔は一定していない。しかし少し前までは全線通しが1時間おき、高松までを入れて30分おきともっとパターン化されたダイヤであった。その代わりに夕方前に全線で1時間スコンと抜けた時間帯があった。それを均した代わりに不等隔になったのが現状のダイヤである。(本来ならば当然、1本足して均すべきと思われるだろうが……)
 津山線との車両面の違いとして、キハ120が入らない点の他、キハ40 3000番台のロングシート車が重点的に入ってくる点。日中は大半の便がワンマン運行である。
 この体制自体はここ数年大きく変わってはいない。いや、営業体制の大きな変化として岡山・広島地区ICOCA導入があり、吉備線でも導入されて乗降時間の短縮にはある程度寄与したと思われる(見せるだけでワンマン列車を下車できるのは問題のような気もするのだが、ひとまず置く)。だが、車両面ダイヤ面については大きく変わることもなく、むしろ退化も見られる状態となっており、路線としての状態はじり貧のイメージがつきまとう。
 それ自体は決して責められるものではない。この先の方針が定まらない、手を離れる可能性もある路線に対して積極的に投資をする価値はあるだろうか? とはいうものの、ここまで延々と結論を出さずに来ているうちに、吉備線のじり貧状態は進行し続けているのである。

 議論といえば、今回の記事で残念だった点は、「総社まで15分間隔、備中高松までは更に倍」というRACDAの提案を鵜呑みにして、実際の旅客数等々のデータからそれが本当に実現可能かという議論が抜け落ちていた点。
 そして、備前三門付近の高架化に90億円かかる一方で、LRT化には160億円かかるとまで書いておきながら、数字を並べただけで検証する姿勢に欠けていた点。これに限らないことであるが、隣の県のケースを借りれば、備前三門付近の高架化に90億円かけた上で、新型気動車を入れれば(or高速化もすれば)どの程度の値段でどんなことができていつ完成できていたか、という比較の議論を全く見かけないのは別の可能性を潰しているように見えて残念である。
 観光への活用にしても、バスにせよレンタサイクルにせよこれまでの取り組み(とその失敗)を無視して並べられても説得力に乏しいように思われる。LRTになればますます小単位になるだけに一般の鉄道とはアプローチが少々異なるはずなのだが、同じようなことが並んでいるように見える。
 かつて輝いていた頃のRJ誌であれば、こういったポイントも見逃さなかったようには思われたのだが、それは少々私の思いを仮託しすぎたのかもしれない。

 繰り返しになるが、吉備線のLRT化の構想自体はJR西日本が取り上げる前からも構想・夢として取り上げられ、RACDAを中心に動いてきた過去がある。それだけの期間をかけてきた割に、作るにせよ作らないにせよ(作らないという結論も当然ありなのだが)、未だに結論に到達することができずに、結果として吉備線は置いてきぼりのまま、客足も徐々に遠ざかってじり貧状態が続いているのは非常に残念に思われる。
 多少具体的なプランが出てきているとはいえ、RACDAの構想はまだ夢で装飾されているように思われる。そうした虚飾を剥いで現実的な議論ができるようになったとき、初めて事態は動き出すのでは無かろうか。

* 鈴木文彦 地方鉄道レポート79 吉備線 鉄道ジャーナル45(7) 96-103 2011
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2010年11月06日

総社市デマンドタクシー導入へ

 総社市内交通絡みの記事から。メモ書き程度です。

広報そうじゃ10月号:新しい交通体系を(PDF)
山陽新聞:総社市 デマンドタクシー導入へ
岡山日日新聞:総社市地域公共交通会議 デマンド交通で合意 データ示さず拙速に

 総社市10月の広報で報じられた予約制乗合タクシーの導入が本決まりになったというのが要旨。
 広報で示されたように、当初は市内路線バスの全廃を予定する内容でしたが、それについては土壇場で撤回された模様。しかし広報にあるような「利用の多い朝夕」のみの運行を既設路線バスでまかなうだけになることも予想されます。

 路線バスへの補助は削減(広報の段階では市内系統への補助は「廃止」とあった)され、山陽新聞の報道では総社市内を走る8路線のうち3路線が減便、1路線が廃止となる見通しとのこと。8路線というのは総社市のサイトに掲載されている中鉄グループ・備北バス・井笠鉄道・美袋交通(山手の乗合タクシーは含んでいないと思われる)の路線を指すと思われますが、広報等の論調から廃止減便の可能性が濃厚なのは、このうち市内のみを運行する4系統で、美袋交通の路線と、中鉄バスの総社〜新本線、旧総社バスの総社・山手循環線が該当します。
 今後の動向が気にかかります。
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2010年11月02日

両備カラーの岡電バス点景

 先日岡山空港を訪れた後、とある目的で岡山市街をうろうろしていましたが、その中でこの10月に両備バスから岡電バスに移管された路線にも少しながら乗る機会がありました。スナップを何枚かと感想を……。

天満屋5番発

 天満屋4,5番発となった新岡山港・ふれあいセンター方面からの岡山駅行路線バスです。一見本数が増えて便利になったように見えますが、実は既設の岡電バスとは停まる停留所が異なります。見分ける方法は、車体の塗色と……あと行先番号くらい。今はまだ塗装が違うのでいいですが、塗装が混じってくるとどうなることやら……停車箇所を変えないのであれば、まだ両備バスに混じって10番発で維持した方が親切だったように思います。(そんなことになっている時点で「分かりやすくするために変えた」とのコメントが霞んで感じられますね。)

木材市場入口停留所と時刻表

 岡電バスになった木材市場入口停留所です……が、時刻表こそ岡電に変えられているものの、ポールは両備時代そのままであり、変えようとした形跡すら見られません。まあ枝線の、場末の本数の少ない停留所ですからまだいいかもしれませんが、実際にはターミナル近辺を除いては全て「両備バス」のまま放置されています……。

中庄駅に佇むりょ…じゃない岡電バス

 中庄駅に佇む3社共同路線の岡山駅行です。この角度から見ると、両備バスだという印は確かに消えていますが、岡電バスだと主張するものは何も見あたりません。隠れているだけでただの意地悪と思われるかもしれませんが、向こうから近づいてくるバスを想定した場合、会社名を想起させるものが前面に何もないのは問題だと思います。数年前、一時的に「中鉄カラーの岡電バス」が存在したときは岡電バスのロゴや文字をこれでもかとちりばめていましたが、今回はグループ会社とあってかごく少なく、小さくなっています。好意的に捉えると「岡電バス桑野営業所」の路線の岡電内での特異性を考慮するとあまり岡電岡電させるのも問題だという判断もあったのかもしれませんが、やはりこの識別性のなさは問題だと思うのです。

 なんだか文句ばっかり言っているようですが……文句ばかり言いたくなりましたので(苦笑
 折を見て総括したいと思います。
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2010年11月01日

パンダ来岡

 鹿児島便を見送りに行った日、岡山空港に停まっていた機体。

右端に網が写っちゃってるがパンダ

 パンダ。

見送られるよパンダ

 パンダぶらさがってるパンダ。

ついに舞い上がるよパンダ

 そして飛んでいくパンダ。
 昔、マリンジャンボJr.というスペシャルカラー機に期せずして乗ったことがありますが、
 なんか、こう、別の意味でインパクトのある……。
タグ:ANA FLY! PANDA
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2010年10月30日

岡山鹿児島線の終焉

 日本エアコミューターが運航してきた岡山・鹿児島線が今日10月30日をもって運休となった。
 この路線は、以前鹿児島に住んでいた時期に実家との行き来に頻繁に利用しており、非常に馴染みがあった。それだけに、(新幹線の開通という事情はあったにせよ)運休のやむ無きに至ったのは非常に残念に思う。
 さすがにもう一度乗ることは叶わないが、せめて最終日の様子は見てみようと思い立って、岡山空港へ向かった。

鹿児島より飛来

 あいにく小雨がぱらつく中。(下手すれば台風だったことを考えると十分だが。)予定よりも少し早く、雲の中から小さな飛行機が舞い降りてきた。

駐機中

 機体は当時と変わらず、SAAB340Bというプロペラ機。わずか36人乗りで、輸送力はちょっとした観光バスよりも小さい。これでも一時期はJASのジェット機が飛んでいたらしいが、そこまでの需要はなかったようで、今の形になり、そこから十数年維持してきたことになる。

怪しい格子模様はぼかしきれなかった金網

 地上では長年の利用に感謝を述べる横断幕が張られ、十数名のスポッターらに見守られる中、決して多くはない客を乗せて、飛行機は飛び立っていった。

誘導路へ
タグ:鹿児島 JAC
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2010年10月13日

有本観光の路線バス

 前のバス旅での出来事。
 津山市街をバスで移動中に、見慣れない路線バスが居るなと思って見たのが「津山中央病院」行の有本観光色の路線バス。
 元々津山中央病院行、というのは美咲町「CHUOかめっち。バス」が中鉄の津山〜和田北線の代替として、津山市内に入るルートを大胆に変更して運行をしていたが、それがどうかなったのか? ということで、以前より停車していた吹屋町アルネ前には何かあるかもしれないと当たりをつけて行ってみると、こんな時刻表が。

有本観光時刻表

 津山中央病院発、亀甲駅行。停車停留所等は書かれていないが、従来の「CHUOかめっち。バス」と同様、大久保記念碑までは下車できない記載があり、ルートとしてはこれをなぞっているのだろう。元々この「CHUOかめっち。バス」にほぼ平行する形で、亀甲駅〜錦織間の路線を有本観光バスが持っており、おそらくはそれと再編統合したのでは、と思われる。美咲町公式サイトのバス時刻表ではこの路線については触れられていないが、10/1改正で「CHUOかめっち。バス」は亀甲〜和田北間に短縮の上平日は増発、と記載があった。
 時刻表上は津山発で4本(日祝日2本)の設定。ちょうど13:00過ぎで13:05の便があるが、よく見ると日祝日は運休と書いてあり、当日は日曜で運行はない。でもこれに乗るらしき人が待っている?? と思っていると、バスがやってきた。

有本観光の路線バス
 (いわゆるQBK(急にバスが来たので)な写真で失礼。)

 時刻表の誤表記(だよね……)はいただけないが、ちゃんと行先表示がされ、車外放送まで作られており……と、想像したよりも路線バスとしての体裁が整えられていたのには驚かされた。

 後で「広報みさき」9月号を見てみるとこの再編について記載があり、10月1日より亀甲以北は有本観光が運行し、亀甲駅〜錦織〜ウエストランド〜アルネ〜津山中央病院のルート(亀甲駅〜錦織間はフリー乗降となる)で一日4.5往復(日祝日2.5往復)の運行になる旨。
 従来路線からは乗り換えとなるが、発展的な再編といえるだろう。今後末永く運行が継続されることを願う。

 ちなみに、その後津山線に乗り、亀甲駅に停まる直前に目に入ったのが、神姫バスの停留所に準じた格好の(というか、塗り替えただけにも見える)有本観光の亀甲駅停留所。こういうところで見ると非常に違和感を感じるのだが、いったいどこから調達したのだろうか……?
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2010年10月01日

10月1日に変わるもの

 10月1日。世間的にはなんということのない月の変わり目ですが、交通関係に目を移すと多くの事業者でダイヤ改正が行われる一つのシーズンであります。
 今年も色々ありますが、今回は岡山の話題。

 といっても中鉄がらみはサイトの掲示板で早々に触れてしまいましたが、一つ言えるのは、東循環ごんごバスにとっては決して利用者が増えそうな改正ではないんだろうな、と。一人の利用者として改正ダイヤを評価するならば、はっきり言って使いにくいです。では何が良くなるかというと、交通体系全体で見て利用(可能な)層が増えることであって、それを持って良しとしているのだろう、という事情を強く感じる変更だと考えています。

 岡山市街で大きいのが両備バスの営業所一つ丸ごと岡電バスに移ること。
 車両や設備の移籍にまつわる「ネタ」的な面で見れば、非常に面白い事象だと思いますが、個人的にはわざわざ移管することの利用者側から見たメリットを見出しかねています。(では事業者側からは?……当然、メリットがあるからやっているのでしょうが。)
 Web上にデータが出ていない(出ているには出ているけれど、怪しい)部分なので詳細は実見時にしようと思いますが、移管に当たって個人的に気になるポイントが一つありまして、それ如何によっては、今回の路線移譲に肯定的な評価はできないと考えています。

 岡電バス公式サイトに時刻表が載りましたが、移管路線の時刻表が一頃の両備バスサイトのPDFみたいな作りなのが面白いところです。
 系統番号も新たに設定されたようで、これを機会に「あの」3桁番号を! なんてなってもおかしくないかと思っていましたが、あくまで市内線ということにこだわりたいのだろうか、某団体の努力むなしく、2桁に落ち着きました。が、英字に枝番に無番にと傍若無人極まる出来なのには愕然……。妹尾方面=「3」系列、新岡山港・附属校方面=(昔の東山みたいに)「9」系列とすればあっさり収まるのではないかと思うのですが。

 両備バスの改正時刻表PDFも出てきていますが、霞橋管内支線の時刻表の質が他と比べて悲しいことになっていそうな。一頃の中鉄バスの紙時刻表の出来を考えるとマシな物の筈ですが、何というか「両備バスでこれかー」と思ってしまうんですよね……。今までのがオーバースペックといえばそうかもしれませんが……。
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2010年09月15日

新手の商売

一宮局前停留所


 先頃中鉄バス公式サイト上に唐突に現れた、ネットショッピング第2弾。
 (ネットだけでは支払いが成立しないのは内緒:殴)

 中鉄バス:オリジナル停留所

 ……そう来たか。

 トップから見ると上の写真みたいな停留所の一式全てのように思えましたが、さすがにそんなことはなく、停留所の標識部分だけの販売です。
 実際に使用されている金属製の停留所標識の「停留所名」の部分に好きな言葉(既存停留所名も可)を入れて販売するという本格的な(かつ手のかからない)品になっています。
 そしてお値段壱万円+税+送料等……。
 これにこれだけ出すのは余程のマニアくらいだろう、というのが正直な感想ですが、先着20名様につけているおまけがああいう品である辺りは、向こうもそういう想定の下で売りだしたのだろうな、と。

 ちなみに、(写真のような)中鉄オリジナルのポールでは、かなり前からこの標識部分はプラ製(ポリカーボネートとか?材質不明)に置き換わっています。こちらの方も作って、それなりの価格で買えるようにすれば、サイト上の使用例のような親しみの持てる(?)使い方もできるようになるかとは思うのですが。
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2010年07月22日

すみません回送中です

 一般的に回送といえば行先表示も回送なのである。もしくは「回送車」とか。

 ところが、ここで下手に出て「すみません回送中です」とやる会社が兵庫県にあり(それも一部営業所のみのようで、津山では単に「回送」だった、って事業者ばれるが)、半分好奇の目で見られていたようにも思うのだが……

 最近になってこれが広がりを見せているようで、今年度に入り岡山でも岡山電気軌道(岡電バス)で採用。
 そして、今回帰省してみるとその表示は両備バスにも広がりつつあり。

すみません回送中です

 まあ同じグループなのだから当然といえば当然なのだが。

 別に「回送」が「すみません回送中です」に変わったところで何か意味があるのか? と思うのも当然のことで、つい昨日まで僕もそう思っていた訳ですが……。
 昨日午後8時の岡山駅。乗りたい方面のバスはさっぱり来ないのに、構内には「すみません回送中です」表示のバスが次々と入ってくる。
 ……なるほどこんな時には効果的だな、と思うのであった。
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2010年06月29日

両備→岡電

両備ホールディングス:両備グループ路線バス、集約と再構築について

 ご託はさておき(殴)、両備グループ内の事業再編により両備バス桑野営業所管内の路線が岡電バスに移管されることになりました。
 移管路線は下記の通りです。

新岡山港方面:新岡山港・ふれあいセンター・山陽学園大学・湊倉益線
大元・妹尾方面:火の見・重井病院・コンベックス岡山線
旧国道2号線:中庄駅・RSKバラ園・清心学園・コンベックス経由中庄線
スクール:岡大附属校・クラーク高校線

 外野からの目線になりますが、新岡山港方面・妹尾方面は今年に入って、旧国道2号線でも過去2年内に本数を絞り込んでいるので、統合に合わせて便数的なシェイプアップを、というのもちょっと考えにくいです。新岡山港は完全に独立していますし、大元方面も下電との共同運行との関係上、福祉センター線との協調はやりにくそうです。
 そういう意味で、再編によるメリットを出す、という観点から考えると、旧国道2号や妹尾方面・スクールバスの運行をどれほど岡電の津高・岡南営業所に持ってこれるかということにかかってくるのかもしれません。あとは、両備と岡電で運行コストがどれだけ違うのか……。(なんだか津山市の公共交通の報告書にかなり赤裸々な数字が載っていたのを思い出しましたが。)
 挙げられていた、わかりやすさの観点から見ても、旧国道2号線関係ぐらいしかメリットは見いだせないんですよね。大元がらみは岡電にすると下伝を巻き込んだ岡山市街停留所の再編をしないと逆に郊外側からはわかりにくくなりますし。
 両社統合によって生じる色々な車両を中心とする事象は興味深くはありますが、どちらかというと経営優位な判断なのだろうと、諸手を挙げて喜べないところもあります。
 両備→岡電となり、両者間での取り扱いの差をどうまとめ上げるか、両備HDの腕の見せ所だと思いますし、私はそこに注目しています。

 以下余談。
・倉益・倉富線と東山・倉益線は連続性のある運用なのでは……と思ったら、この4月から湊・倉富経由は大幅に減って連続性も切れているんですね……。
・挙げられた岡大附属校線は元を辿ると岡電の万成・二本松東〜岡山駅〜東山線、津高営業所〜駅西口〜東山線の移管系統なんですよね……つまり、ちょうど6年の時を経て出戻り、と。
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2010年06月21日

岡山空港リムジン7/1改正

 中鉄バスのサイトで岡山空港リムジンの7/1からの時刻表が公開されています。
 今改正の目玉は、なんと言っても岡山市街側の発着地が岡山駅西口に変更になること。運行の大部分がノンストップ便になった今、利用者の推定9割以上に関わる大変革です。

 西口移転で、乗り場の環境は良くなるでしょう。(何分まだ行けてないので憶測含みですが)綺麗だし、待合室もあるようだし。
 西口発着になっても所要時間は30分。済生会病院前から(まで)の道のりが短くなった分、遅れには強くなりました。
 もしかして、高速バスから乗り継がれる方。同じ乗り場になりました。
 JRで岡山駅に来た方の利便性は、今までと大きくは変わりません。

 一方で、東口を発着する市内バス(全体の9割以上)からの乗り換えは、今までは平面でしたが、今度からは岡山駅構内を上り下りする必要が出てきます。
 済生会病院前には空港特急も停まらなくなりました。国道180号からの方も、岡山駅まで来て、構内を上り下りしてください。

 まあ、新しいことをする上でこんな善し悪しはつきものですが、
 個人的な印象はというと、ちょっと「悪し」に傾いています。

 空港リムジン。発着地は岡山駅ですが、利用者の大部分には、岡山駅までの行程、岡山駅からの行程があります。JRなり、市内バスなり、それぞれの形があるかと思いますが、それらに対し、できるだけ近くでつながっていて欲しい。
 今回の改正では、残念ながら、遠くに離れてしまったケースの方が多いように思うのです。
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2010年03月31日

辛香口停留所

 宮前に行く途中で訪れた、4月1日新設・終点変更となる辛香・辛香口停留所の様子を。
 国道53号バイパス・旧道が合流する地点の先に従来の辛香停留所があり、手前の旧道に新設されたのが辛香口停留所。従って、狙いとしては旧道を走ってきたバスが終着後、そのままバイパスに抜けて回送できるようにする、というところだろうか。

 既にバス停のポール・時刻表等は整備されていたが、岡山方面のポールがこちら。

辛香口

 見れば見るほど奇妙なバス停ポールである。
 部分品自体は中国地方共通のあれと同じものであるが、土止め壁の上に建てられている関係から横倒しで配置されており、何かの動物の側面像を思わせるような状態に。
 まあバス停の機能自体に問題はないのだが、こういう場所の常として路側帯の幅は狭いのでバスを待つ分には少々スリリングか。通過する車はだいぶ減ってはいるが。

 バス停の利便性としては、若干既存集落からは遠くなるくらいで大差はない……が、集落に抜けるには国道を渡る必要があり、そこの信号には横断歩道がないのは問題点か。
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